銀魂(Gintama) OP5 曇天
鉛の空 重く垂れ込み
真白に淀んだ 太陽が砕けて
耳鳴りを尖らせる
ひゅるりひゅるり 低いツバメが
8の字なぞって ビルの谷を翔る
もうじきに夕立が来る
曇天の道を 傘を忘れて
歩く彼女は 雨に怯えてる
ので僕も 弱虫ぶら下げて 空を仰ぐ
あちらこちら あんよは上手
珈琲屋に寄って 一休み極めたら
帰れない帰らない
曇天の道を ぶらりぶらぶら
歩く二人は 足軽のごとく
危険好きの 誰かのふりをする 小心物共
曇天の道を 傘を忘れて
歩く彼女は 雨に怯えてる
ので僕も 弱虫ぶら下げて 空を仰ぐ