蕃社の娘の真心は 赤い瑪瑙の首飾り 胸に燃え立つ 恋の歌 弾む踊りの 足拍子 深山育ちの娘でも 悩みもあるよ恋もある 背戸のパパイヤ 稔る頃 泣けてならない 夜もある 娘心のせつなさご 蕃布の綾に 織りこんぶ せめてあの日の憶ひ出に 情の糸を交?はする