作詞:山村隆太 作曲:阪井一生 舞い上がる花 アスファルト叩く向かい風吹く坂道 上ってく 破れた靴を気にしないように 新しい景色だけを見据えている 走った分だけ 磨いた分だけ すべて報われるわけじゃない それでも時々見える希望(ひかり)に 心奪われて また立ちあがって 歩き出す 指で創ったフレイムを覗きこめば 遠くで手を振る 真っ白な僕がいる こんな風に生きてんだって たったひとつ 光る瞳で Yesと答えたい 自分で良かったと思える瞬間を追いかけて歩く 生きてゆくよ 背中を押され 聴こえるは愚痴で 通り雨を恨むような しかめ面で 安物のシャツ 破れば古着に見えるとつぶやく背中泣いている 誰もが何かを決める時に よぎる苦い思い出は これから出会う宝の価値を測るためにある 掴み取るものの愛しさを 今がすべてで現在(いま)がすべてじゃないと 逃げたり慰めたりしながら 進んで 花びらが舞う 風のなか僕は ひとつ ひとつと足跡を残してゆく せつなさや虚しさの瓦礫の中 もがきながら 希望(ひかり)探している 孤独な旅路は 坂を登る途中 …それこそ夢 指で創ったフレイムを覗きこめば 遠くで手を振る 真っ白な僕がいる くたびれたリュックは空っぽのまま それでも微笑(わら)って Yesと答えたい 自分で良かったと思える瞬間 この世に出会えて良かったという瞬間 自分で良かったと叫びたい瞬間を追いかけて歩く 生きてゆくよ