ささやかな時間も わずかな胸の痛みも
キラキラと輝いて とても愛しく思えた
君は黙っている 風にゆられている
それがただうれしくて 少し歌を歌った
見つめられたら 本当は息もできない
ねえ、笑わないで
ささやかな時間は 静かに流れゆく
気づかなかったけれど 春はそこに来ていた
やがて何もかも空に溶けるの
ゆらゆらゆら漂うだけ
風にだってなれるよ 流れにまかせて遠くへ
いつかそっと消えよう 誰にもジャマされないように
そっと…
ささやかな時間は 静かに流れゆく
気づかなかったけれど 春はそこに来ていた
小さな手の中の 小さな世界でさえ
キラキラと輝いて まるで夢の中みたい
まるで夢の中みたい
まるで夢の中みたい