宮脇詩音
『坂道』
作詞:宮脇詩音
作曲:丸山真由子
今日も“ただいま”と言える 私の始まりのこの町
どこか懐かしく感じてる 優しい風に揺られて
形を変えながら白い雲が流れてく
昨日はそれさえも気づかずに過ごした私
もう飽きるほど 歩いた坂道
こんなに短かったかな
振り返れば ほら なにも変わらない
景色がそこにあって 次のトンネルくぐれば
あの日の笑顔が待ってる
当たり前に過ごす日々 いつの間にか思い出になり
残るアルバムの写真には 並んだ笑顔があった
小さな手のひらは大きな手に包まれて
優しい温もりに守られて過ごした私
もうあの日ほど 心配かけずに
少しは成長したかな?
いつだって ほら 一緒にいたから
今日まで照れくさくて素直に言えなかった
“ありがとう”言葉にするよ
時が経てばいつか全て過去に変わるから
当たり前の現在(いま)を大切に
忘れないように...
もう飽きるほど 歩いた坂道
なんだか恋しくなるから
今も変わらずにいれるこの町は
私の帰る場所であり続けてくれるの
“おかえり”に包まれていく